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ママ美容師の復職に関する実態調査

遅れをとる美容師業界。
働き方改革にいよいよ着手!

2018/09/03

一般社団法人国際総合ビューティスト協会(名古屋市中区松原一丁目13-9 代表理事:日比谷美奈子)は、2018年2月から2018年8月までの間にママ美容師を対象にしたwebアンケートを実施。1,016名からの回答を得ることができ、ママ美容師の就労に関する実態把握を大きく前に進めました

アンケート結果はこちら

国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(夫婦調査)」(2016)の調査によると、国内での働き方に関する改善は大きく進んでおり、2014年には第一子出産後に53.1%が復職、正社員に至っては69%が復職しています。

それに対して、当協会実施アンケート調査では、美容師の復職は回答者全体の37%とにとどまっており、離職タイミングが第一子ではない可能性はあるものの、総じて出産後に復職のしづらい実態が数字として浮かび上がっています。

復職するならどの働き方を希望していますか? 回答数
サロン経営 35
どうしたいかわからない 55
パートタイム 422
フリーランス 73
フルタイム 49
現在就労中 368
(空白) 1
総計 1016

一方で「復職に対する気持ちで今一番近いものを教えてください」という質問では「復職したくない」と答えた人はわずか4.3%(回答数44)にとどまり、ほとんどの美容師が再び活躍したいと願っていることも明らかになりました。

その他、子供の体調不良時の対応、預け先、ブランクによる技術や知識不足、希望に合った就労先を探す方法等、様々な不安の声を受けて、これらの不安を解消する情報を提供すべく、当協会では、ママ美容師が、復職の一歩を踏み出すために必要な情報や仲間づくりができる無料のコミュニティを、全国を対象として9月1日よりスタートいたしました。

当初フェイスブックの非公開グループ機能を活用し、会員に必要な情報を子育てと仕事の両立に関する情報や美容師としての復職に必要な情報を発信。またママ美容師同士の積極的な交流もサポートしてまいります。今後はコミュニティ会員を対象とした調査を進めていき、より実態に即した支援ができる体制を整えてまいります。

【このリリースのお問い合わせ先】

MAMASTA!プロジェクト事務局
〒460-0017名古屋市中区松原1丁目13-9
TEL 052-339-0320 / FAX 052-339-0323